10月に入り、秋が深まる時期ですね。
最近は気温がぐっと下がる日もありました。
でも今日はとてもいい天気で、気温が高いです。
暖かくて気持ちが良いな、とも思いますが、
毎日何を着ていこうか迷うくらい気温差があって困ります。
先週は我が家の子供達が風邪をひいてしまいました。
子供は体温調節がまだ上手くできないので、
この気候だと体調を崩しやすいですね。
子供が風邪をひくともらってしまうことがあるので、
体調管理には気をつけています。
「手洗い・うがい」
「栄養をとる」
「しっかりと睡眠」
など基本的なことも気を使っていますが
それ以外に自分で「お灸」をしています。
私はおへそ周りが冷たくなっていることが多く、
足が冷えやすい為、お灸はぴったり。
足のツボにお灸をすると足はもちろん
おなかまでポカポカと温まります。
これからどんどんと寒くなっていくので、
お灸で身体を温めて、免疫力を高めていきましょう!
今回は自宅でできるお灸の方法と
私がセルフケアでよく使っているツボを紹介します。
〇自宅でできるお灸
お灸には色々と種類がありますが、
セルフケアで利用しやすいのは「台座灸」と呼ばれるものです。
台座灸はドラッグストアなどで購入することができます。
<用意するもの>
・台座灸
・ライター
・水をはった容器
・ペン
➀症状に合わせてツボを選ぶ
②ツボの場所にペンで印をつける
③台座灸のシールをはがす
④ライターで火をつける
⑤印をつけたツボにのせる
⑥温かさが落ち着くまでそのままにする
もしくは熱く感じたらとる
⑦台座灸をとったら、水をはった容器にいれて消火する
初めての方は1日1回。
使用するツボは1~3か所でひとつのツボに1個から始めてみて下さい。
<注意点>
・熱いのに我慢しているとやけどをすることがあります。
無理せず、熱いと感じたらお灸をとって下さい。
・お灸をやりすぎると「灸あたり」になることがあります。
だるくなったり、めまいがするなどの症状がでたら、
症状が落ち着くまでお灸はお休みします。
・煙がでますので、換気ができるところで行って下さい。
煙の出ないお灸、火を使わないお灸もあります。
〇セルフケアにおすすめのツボ
「三陰交(さんいんこう)」
内くるぶしから指4本分上の位置にあります。
三陰交は女性にはとても大切なツボです。
生理痛などの婦人科系の症状や冷え症などに効果があります。
「足三里(あしさんり)」
膝のお皿の外側のくぼみから指4本分下の位置にあります。
足三里は長寿のツボとも言われています。
消化器系の症状や膝の痛み、疲労回復などに効果があります。
「合谷(ごうこく)」
手の甲側で親指と人差し指の骨の合わさったところの、
やや人差し指側の位置にあります。
合谷は万能なツボとして有名です。
肩こりや頭痛、風邪のひき始め、歯の痛みなどに効果があります。
今回、3か所のツボを紹介致しました。
どのツボもセルフでお灸がしやすい場所です。
近所のお店にお灸が売っていなかったり、
お灸はちょっと難しそう、と感じる方は
「ドライヤー温灸」や「ペットボトル温灸」
もおすすめです。
方法はどちらも簡単です。
〇ドライヤー温灸
ツボから10~15㎝程離した位置からドライヤーをあてる。
気持ちがいいな、と感じるくらいの温度で
1回あたり1~2分を目安に行う。
ドライヤーが近すぎたり、長時間あてると
やけどの恐れがあるので気を付ける。
また、顔や傷口、皮膚トラブルを起こしている場所には行わない。
〇ペットボトル温灸
ホット専用の350mlのペットボトルに70℃~80℃のお湯を入れる。
(水100ml+沸騰したお湯200mlでつくると丁度良い)
ツボに3~4秒ほど直接あてる。(熱く感じたらすぐに離す)
温める範囲が広いので、ツボの位置は大体でOK。
1か所につき3~5回ほど行う。
どちらも手軽な方法ですので、ぜひお試し下さい。
これからお灸はじめてみたいという方向けに、
「お灸教室」を開催しようと考えております。
お灸の方法やツボの探し方などをお教えできればと思っております。
詳細が決まりましたら、またお知らせ致します。